img_01

ANA話題のシルバー割引サービス

Sは、十数年来の親しいつき合いで、彼ら親しい山仲間に会うと、信州の山里に来たような錯覚をおぼえる。 ポカラ(標高約800メートル)で食をとり、おんぼろバスに乗り込み、ジョムソン街道を西へと揺られ、約3時間でルムレ村に着き、ここからいよいよ歩き始める。
約1時間後、第1日目のキャンプ地チャンドラコッ卜(1563メートル)に到着。 コットとは丘という意味で、ちょうど展望台のような高台の上に、数軒の茶店が並んでいる。

その北側に突如としてアンナプルナ南峰(7291メートル)が、純白の美しい姿を眼前に繰り広げると、一行はハツと息をのみ、しばらく立ち尽くしていた。 旅の疲れもカルチャーショックもいっぺんに吹っとび、まもなくはしゃぎ始めた。
1993年まではポカラ郊外から歩いていたから、ここまで来るのに3日間を要した。 自動車道路の整備によって便利になったものだ。
昔の″塩の道″であるジョムソン街道は、ここチャンドラコッ卜から急坂を約600メートル下り、さらに北西方向に2日ほど行くと、カリガンダキ川に出る。 あとはこの川沿いにジョムソン、旧ムスタン王国を経て、チベットとの国境へと、長い道のりが続く。
岩塩を運んだロバの隊商が往来した街道で、いまではチベット方面から岩塩のほか、ヤクの毛や毛皮製品、宝石の原石などが、ネパール側からはセメント、茶、食料、飲料、日用雑貨品などが運ばれている。 この塩の道は20世紀初め、日本の若き学僧Kが、仏教経典を求めてチベットに潜入するときに通った道だ。

ジョムソンの手前のマルファ村を訪ねたとき、Kが6カ月間滞在して、チベット語を学習したり、勤行を勤めていた仏間を見学して、当時の苦難の旅をしのんだこともあった。 さて、話をトレッキングの旅に戻そう。
テントは先発隊のシェルパたちがすでに設営しているから、荷物の整理が終わると、大型の食堂テント周辺に集まってきた村の人たちと、ネパール語会話集を手に、つたない会話が始まる。 なかには日本語と英語も少し話せるサーダーを通訳にして、村人からなにやら聞き込みながら、熱心にメモをとる学生もいる。
いつの間にかテント周辺にはチベット難民たちが、露店を開いている。 若い女性好みの手作りのアクセサリー、アンモナイトの化石、チベッタン・カレンダー、マ二車、ヤクやヒツジの毛または皮製品、ナイフ、容器などを、ひろげた布の上にぎっしり並べている。

ANA割引が人気です。業界最大手のANA 割引情報サイトです。

JAL割引がオススメです! JAL 割引について詳しく知りたい人必見です。

ANAの最安価格が変動しています。ANAキャンペーンを実施中です。

JALの情報をお探しですか?JAL情報サイトをご覧ください。決して損はさせません!